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全人類撲滅ウイルス? [科学]

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ちなみに、私大学理系だったために、雑誌やニュースなどでそれっぽいことをみると好奇心がてら調べてしまうことがあります。

今回は『全人類撲滅ウイルス誕生か?』といったフレーズの記事を見つけました。

はっきり言ってタイトルだけなら新しいマンガか映画の類と思いました。


ちょっと好奇心で読んでみたら現実のお話でしたね。



しかも日本人の教授が作成してしまったみたいです。

河岡義裕ウィスコンシン大学マディソン校教授がヒトの免疫系を完全に回避できるインフルエンザを生成したそうです。

このウイルスは2009年にパンデミックが起きたとき、推定世界で29~50万人前後の死者をだしたH1N1を基にしているものですね。

もともとのH1N1ウイルスの抗体はヒトは持っているのですが、人体の中和抗体から回避できるように逆遺伝学的手法で遺伝子操作したもので免疫系で感染を防ぐことができないです。

なのでこのウイルスにかかると・・・。
前述のタイトルのようになるのではと言われております。

ちなみにこの教授、ヒトを撲滅キャンペーンするためにこのウィルスを生成したのでは、もちろんないです。

先のH1N1のパンデミック前の状態にしてどういう遺伝子変化が起こることを調べたところ偶然にできたようです。

ワクチンの改善するための実験であったことが、まったく逆のモノを生成してしまうとはほんとに皮肉な話ですね。


ちなみに、このウィルス、同校ラボで封じ込められておりますが、このラボのバイオセーフティレベル2です。
エボラウィルスがレベル4で最高です。

そして、先日アトランタ米疾病対策センターで炭疽菌がもれてパニックになりました。
このセンターレベル3です。

これって封じ込めレベルが甘くない??

うっかりで人類が撲滅できるのにレベル2。
みなさま漏れないことを祈りましょう。


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2045年問題 [科学]

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先日ニュースで人工知能と棋士が競う電王戦というのが行われました。人工知能が勝ったそうです。

 そのときに2045年問題が人工知能をはじめさまざまなコンピューターで起こるのではないかとも報道されてましたね。

 

 2045年問題???



 聞いたことある気がするけど改めて調べてみました。
 
 

 2045年、人工知能(AI)を搭載したスーパーコンピューターが地球を支配する日が訪れ、コンピューターが人間の知性を超え、世界は「シンギュラリティー(特異点)」に到達すること。

 つまりは映画のターミネーターの世界?もしくはAIの世界観を想像すればよいのかと思いました。
 この問題に対してアメリカのカーツワイル氏が「ムーアの法則」を論拠にしてました。
 
 「ムーアの法則」とは、要約すると“コンピューターの進化速度は、18ヵ月ごとに2倍になる”ということですね。
 

 そして、どうやら現在までほぼそのとおりに進んでいるらしい。




 また、人間が作りだしたコンピュータやバイオテクノロジーなどのテクノロジーによって、100兆の脳細胞の結合(シナプス)の限界を超えて、膨大な情報量を扱うことができる「人間と機械が統合された文明」が登場するということも提唱されてました。


 その時期が2045年頃であり、先に述べた特異点と一致するようですね。
 

 人間1人の脳の計算力と同じぐらいのものが、普通のパソコンに乗り始めるのが2020年代、さらに、人間の脳すべてがワンチップに 乗るようになるのが2040年代の中盤になると計算されたことで人工知能が人間の脳と同等の処理ができてしまうことを述べていますね。


 技術の進歩は想像をはるかに超えて速いこと。これが2045年問題のベースではないですかね?
 
 1400年代半ばグーテンベルク(独)が 羅針盤.火薬と共に「ルネサンス三大発明」といわれる活版印刷を発明した際には市民に出版技術がいきわたるまで4世紀かかってましたね。

 そして1800年代後半に発明された「電話」は半世紀で欧米全世帯の1/4まで普及しました。
 携帯には7年、ブログやソーシャルメディアは約3年。

 進化のスピードは加速度的に速まってますね。開発コストもその速度に比例して減っていきます。
 ある発明がまた発明を生むこと。より短い年数でまた別の発明を齎すという「収穫加速の法則」を唱えてます。

 技術の進化は直線グラフ的ではなく指数関数的に速まるということですね。

 2045年今の子供たちが柱となって、ちょっと前では夢の世界を体現することになる日がくるわけですね。

 みなさんも楽しみに30年生きてみましょう。

夢の話になるかも。 [科学]

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昨日の報道で気になる内容がありましたね。


太陽以外の恒星のハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内に存在する地球サイズの惑星が初めて発見されたとの研究論文が、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。


ちょっとしたSFな夢のような話で、太陽系外に存在する可能性のある生命があるかもしれない話ですね。


今回の報道された論文によると、「Kepler-186f」と名付けられたこの系外惑星は、NASAのケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡による観測で発見されましたね。

ちなみに、Kepler-186fは、地球から約500光年の距離にありますね。

そして主星からの距離がちょうどよく、生命を育むのに不可欠な要素と考えられている液体の水が存在する可能性があるらしいです。

Kepler-186fは地球の約1.1倍の大きさでほぼ同じくらいですね。

不思議なことで大きさが地球の1.5倍以上の惑星の多くは引力によって水素とヘリウムの厚い層を引き付けるため、外観が木星や土星のような巨大ガス惑星に似てくるらしいです。


主星Kepler-186の5番目の惑星で、最も外側の軌道を周回しているKepler-186fは、この惑星系のハビタブルゾーンのちょうど最外縁部に位置しているため、表面温度は水が凍らないほど高くはないかもしれないとのことです。


現在の技術ではKepler-186fを直接観測したり、大気や組成を判別するための分析を行ったりすることは不可能らしいです。


この惑星を生命存在可能なと呼ぶ人もいますが、本当にそうなのかは分からないとのことです。

研究に最適な惑星が見つかった。この認識が正しいかもしれません。


やはり、生命が作られることは宇宙では極めて困難で奇跡といっても過言ではないですね。

SFな話ですが、地球外生命体がいると仮定した場合将来コミュニケーションをとるための1歩をまた歩めたと思いましょう。

さすがに500光年先には今の技術では行くのは難しすぎる課題ですね。

夢の話ですね。
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