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袴田事件再審は?そして真犯人は? [生活]

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昨日袴田事件の再審が決まりましたね。

ただ、最近の事件ではないためにどんな事件か特に若者には認識がないかもしれないですね。

袴田事件とは1966年に静岡県清水市で発生した強盗殺人放火事件およびその裁判で死刑が確定していた袴田巌元死刑囚が冤罪を訴え、死刑および拘置の執行停止並び裁判の再審を要求している事件のことです。

今回静岡地裁決定は犯行着衣とされていた『5点の衣類』のDNA鑑定と再現実験の結果を重視して、袴田巌氏の無罪とする新証拠に当たると判断したこと。
捜査機関による証拠捏造の可能性もあるとのこと。
それによって再審が決定したようです。


今回の事件での衣類5点=犯行着衣が有力な証拠であった。
そして、半袖シャツの右肩に付着した血痕が袴田氏と同じB型であるとして、衣類5点=袴田氏のものとして有罪となった。
そして、この5点の衣類について、DNA型鑑定では血痕が袴田氏と一致するDNA型が検出されなかったこと。
そして、弁護団はほかの衣類から被害者4人のDNA型が検出されなかった。
今回の地裁決定は、5点の衣類と袴田氏の結びつきを弱めるものと判断することで、袴田さんを犯人とすることに「大きな疑問を抱かせる」。

そして、DNA型鑑定結果とともに地裁決定が着目したのが、弁護側が行った5点の衣類の「みそ漬け実験」結果でした。
なんと、衣類が見つかったのは事件の約1年2カ月後。

弁護側は類似の衣類を実際にみそに漬け、発見直後の写真との比較を試みたところ、わずか約20分の実験で衣類が発見直後に近い色まで染まったのに対し、約1年2カ月間の実験では、赤みそとほぼ同色まで染まり、血痕も赤みを失ったこと。
要は、20分で同じ色になってしまったこと。

地裁決定は、第2次請求審で検察側が開示した発見直後のカラー写真と実験結果を比較してます。

実験が必ずしも正確に状況を再現しているとはいえないが、写真は「長期間みそに漬けられていたにしては不自然」と指摘しました。


その上で「事件から相当期間経過後にみそ漬けにされた可能性がある」
「証拠を捏造する必要と能力を有するのは、警察をおいて外にはない」と今回、静岡県警を名指ししましたね。

 またさらに、ズボンが袴田さんのサイズと一致しない一方で、実家からズボン生地の切れ端が見つかったことについても捏造の可能性に言及するなど、捜査全般への不信感をにじませたことでした。

約600点に及ぶ検察側の証拠開示が「新証拠」にもつながったことから、「再審における科学鑑定と証拠開示の重要性を明らかにした」ともしています。

再審はなかなか請求されないなかで、この決定はやはり警察への不信感が募る結果となったと思います。

犯罪は許されざるものですが、捜査をするほうもしっかりと行ってほしいですね。

そして、冤罪となった場合、犯人はほかにいること。
それを忘れてはいけないです。50年くらい前の事件であるので、被疑者がまだ生きているのかもわからないですが、のうのうと一般人として暮らしていることを考えると恐ろしいと考えませんか?

私たちのくらしの安全を守る。
警察の在り方であるのかと改めて思いました。

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